プログラムについて
このプログラムでは、使用済みのプラスチック製筆記具を回収し、リサイクルすることで、環境負荷の低減ならびに循環型社会の実現へ向けて取り組んでいます。
回収対象:使用済みのプラスチック製筆記具類
回収対象物の一例
- ボールペンとその替芯(レフィル)
- マーカー
- シャープペンシルと替芯のケース
- サインペン
- 修正テープ
- 筆記用具のプラスチック包装材
回収対象外:プラスチック製でも対象外となります
- 鉛筆
- 定規
- 筆箱
- のり (テープのりを含みます)
- 消しゴム
- 金属等非プラスチックが主となる筆記具
- ホワイトボードイレーザー など
回収BOX
- 店頭に用意された回収BOXに使用済みの筆記具をお持ちください。
- 使用済みペン リサイクルプログラムでは、個人でお使いのものを対象に回収を行っております。
- 回収品につきましては下記の件にご注意ください
- ※事業系ごみに該当する使用済みペン等は回収の対象外となっております。
- ※ブランド・メーカーは問いません
- ※クリップなどの部分的な金属パーツはついていても構いませんが、金属が主体となる筆記具はご遠慮ください。
- テラサイクルポイントについて
回収拠点の管理者にテラサイクルポイントが付与され、
回収拠点の管理者が設定する寄付先に寄付されます。 - 参加申し込みについて
誠に恐れ入りますが、使用済みペンリサイクルプログラムへの参加対象は文具店、学校関連、自治体に限ります。
東京都
パイロット 本社
東京都
町田ロフト
福岡県
TSUTAYA BOOKSTOREマークイズ福岡ももち店
東京都
オリオン書房イオンモールむさし村山店
香川県
文具マイスターパピア
神奈川県
文盛堂
山口県
文榮堂ゆめタウン山口店
大分県
岩尾 竹町店
熊本県
水俣市役所
愛知県
BOOKSえみたすリーフウォーク稲沢店
愛知県
TSUTAYAいまじん白揚春日井店
大阪府
リブロイオンモール鶴見店
青森県
アダチ 類家店
山形県
三川町役場
埼玉県
吉見町図書館交流館
岐阜県
ペンマート可児
佐賀県
木村文機 駅前店
東京都
銀座ロフト
大阪府
梅田ロフト
静岡県
BOOKSえみたす焼津店
福岡県
くらじクリーンセンター
山形県
酒田市総合文化センター
神奈川県
辻堂ロフト
島根県
ぶんぶん堂松江店
島根県
松江市役所・上定市長
兵庫県
ナガサワ文具センター 本店
埼玉県
TSUTAYA坂戸八幡店
栃木県
上野文具店 本店
神奈川県
サクラ書店 ラスカ店
東京都
京王アートマン 聖蹟桜ヶ丘店
東京都
京王アートマン 府中店
愛知県
BOOKSえみたすポートウォークみなと店
埼玉県
TSUTAYA QLuRi川越店
千葉県
蔦屋書店茂原店
奈良県
田原本町 町役場
群馬県
ハイノート 伊勢崎店
埼玉県
TSUTAYA南古谷店
埼玉県
所沢市リサイクルふれあい館
島根県
松江市・上定市長
愛知県
TSUTAYAいまじん白揚瀬戸店
福岡県
天神ロフト
群馬県
富岡市市役所
広島県
多山文具本通りヒルズ店
群馬県
富岡市生涯学習センター
愛知県
BOOKSえみたすアピタ江南西店
神奈川県
京王アートマン 新百合ヶ丘店
長崎県
石丸文行堂 本店
奈良県
田原本青垣生涯学習センター
三重県
TSUTAYAいまじん白揚鈴鹿中央通店
群馬県
伊勢崎市役所東館
宮城県
オフィスベンダー文具の杜
山形県
酒田市中央図書館
福島県
坂本紙店
山口県
クロスランド山口総本店
東京都
TSUTAYA町田木曽店
岡山県
うさぎや岡山店
佐賀県
TSUTAYA佐大通り店
愛知県
TSUTAYAいまじん白揚ルビットタウン戸田店
岩手県
平金商店 パステル館
青森県
南部町役場
福岡県
ブックセンタークエスト 鞘ヶ谷店
福岡県
ブックセンタークエスト 小倉本店
東京都
町田市役所
群馬県
伊勢崎市役所本館
富山県
瀬戸 大泉店
秋田県
とみや オフィスワン
愛知県
BOOKSえみたす長久手店
熊本県
水俣市立図書館
神奈川県
小田原市役所
埼玉県
TSUTAYA鴻巣吹上店
鳥取県
ぶんぶん堂境港店
東京都
リサイクル広場まちだ
群馬県
ハイノート 高崎店
埼玉県
所沢市役所
山形県
酒田市市役所
三重県
TSUTAYAいまじん白揚ミタス伊勢店
鹿児島県
文具のしんぷく 本店
熊本県
甲玉堂
福岡県
積文館書店ゆめタウン筑紫野店
北海道
札幌ロフト
茨城県
リブロイオンタウン守谷店
広島県
世羅町役場
埼玉県
吉見町役場
東京都
オリオン書房ノルテ店
使用済みペンリサイクルプログラムの枠組み
このプログラムでは、使用済みのプラスチック製の筆記具を回収リサイクルすることで、環境負荷の低減ならびに循環型社会の実現の一助となる事を目的としています。
回収した筆記具は協力工場にて分解、樹脂素材ごとに分別してリサイクルされます。
当社では、回収した筆記具からリサイクルに適した素材を筆記具本体の一部に再利用することをプログラムの最終目標に取り組んでおります。
店頭回収からリサイクルへの流れ
-
-
回収
-
発送
-
解体
-
異物除去
-
分別
-
粉砕
-
比重分離
-
沈殿物(PC・ABS等)
-
アップサイクル※1
-
浮遊物(PP・PE他)
-
アップサイクル
-
ペレット化※2
-
胴 成形試作
-
組み立て
※1:一部に課題を残しており、試行中です。
※2:強度保持等のため回収品由来の樹脂と再生PPでブレンドしてペレットを作ります。
学校関連の取組みご案内
学校では環境学習や探求授業の一つとして取り上げたり、生徒会や課外活動として取り組んでいただいております。
ご参加頂いている学校から取り組みのレポートを頂いてますのでこちらでご紹介させていただきます。
参加されている学校でレポート掲載をご希望の学校は下記まで是非ご連絡ください。
pilot-repen@pilot.co.jp
あわせて、自分たちで回収した筆記具を解体、分別、比重分離を体験する学習のお手伝いもさせて頂いております。
環境プログラムのご提案
パイロットの「ボードマスター」をお使いいただいている皆様から使用後の空カートリッジを回収させていただき、 当社にてお預かりし、15㎝の定規などにアップサイクルして進呈させていただくプログラムです。
ボードマスターは簡単なインキ補充式、経済的性、はっきりとした筆記濃度等により発売以来、多くの方々にご利用いただいております。また、本体が使い捨てとならないところから環境に配慮した商品とされています。
今回、私たちは、環境問題への取り組みの中でボードマスターのカートリッジの材料として多くの再生ポリプロピレン樹脂が使用され市場に流通していることに気が付きました。幸いにも、ボードマスターの軸・キャップ・尾栓・カートリッジ 樹脂部分が単一樹脂で作られており、アップサイクルには最適なポリプロピレンが材料でした。
そこで、当社として、この状況について見逃すことなく企業の責任として何かの取り組みが必要と考え、大量に使用される学校や企業様にもご協力頂きながら回収を行うプログラムを用意させていただきました。
回収対象商品は ボードマスター/ボードマスターSの本体とカートリッジ になります。
ぜひともご検討いただき多くの皆様にプログラムへ参加いただきたくお願い申し上げます。
学校関係者様には回収樹脂をベースにアップサイクルした15㎝の定規を進呈させていただきます。
企業様には使用済みペンリサイクルプログラム生まれのボールペンを進呈させていただきます。
-
パイロットのボードマスターをご使用ください。
-
使い切ったら空カートリッジを取り出します。
-
カートリッジは新しい物に交換してください。
-
出来るだけきれいにして回収してください。
-
300個くらい空カートリッジを集めてください。
-
指定の場所に発送してください。
-
パイロットでお預かりいたします。
-
カートリッジを溶解してリサイクルして成形
-
15cm定規などにアップサイクル
-
学校にお届け
-
300個で50枚くらいが目安
-
リ・ユース
-
お問い合わせ・参加申し込みについて
弊社お客様相談室が窓口で承っております。
必要事項と一緒にお問い合わせ内容に
「使用済みペンリサイクルプログラム参加希望」
「ボードマスターカートリッジリサイクルプログラム参加希望」
とご連絡ください。
担当部門よりご連絡をさせていただきます。
参加団体数には限りがございますので予めご了承ください。
ご参加にあたり、いくつかのお打合せが必要となります。
パイロットでは、
企業活動が地球環境におよぼす影響を考慮したうえで、
さまざまな環境保全活動に取り組んでいます。
環境保全活動の一環として、使い終わった多くの筆記具が廃棄されている問題に着目し、テラサイクル社とパイロットコーポレーションの協働で使用済み筆記具を回収してリサイクルする「筆記具リサイクルプログラム」にチャレンジしています。
2020年4月より社内で実施し、2021年6月より都内小売店店舗にて試験的に運用、2022年から全国での展開が始まりました。
マップにて回収拠点を紹介しておりますが、おかげさまで、2024年3月には全国で目標としていた500台の回収BOXを設置することが出来ました。
このプログラムは文具店店頭、自治体の施設、学校関係で展開しており市民参加型のプログラムになります。
今後は皆様の身近に接することが出来るように、細かなエリアで地域を配慮した配置を考えていきたいと考えます。
(注:一般の方が入れない学校関係や当社関連施設などはマッピングから削除しています。)
お預かりした使用済みペンにつきましては、2024年2月に4トンを達成しております。回収拠点の増加により、月間の回収量も300㎏を超えるようになりました。回収樹脂の一部を試験的にリサイクルし、筆記具の部材へのリサイクルも試作が成功し、プログラムに参加している自治体等にサンプルとして配布させていただきました。
商品のご提案につきましても現在計画中です。
あわせて、リサイクルプログラムを軸にいろいろな体験ができるワークショップも学校や自治体と取り組みを始めました。
当社では今後も広くユーザーの皆様にもご参加いただけるプログラムを検討していくとともに、筆記具の廃棄量削減を通じた、プラスチックごみ問題への取り組みを継続し、当社グループだからこそできる環境負荷低減と、循環型社会の実現への取り組みを今後も推進してまいります。